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2025年5月 若海丸を購入

 

  船種:貨物船

  総トン数:219G/T

  積トン数:780D/W

 

輝水号 合いドック

2025年5月12日~5月16日
有限会社下津井造船所(岡山県倉敷市)
http://shimotsuizousensyo.co.jp/

【主な工事内容】
・船体塗装、プロペラ防汚塗装
・エンジン自主整備、消耗品交換
・シールスタン交換
・操舵機メンテナンスハッチの交換
・操舵機主要部品の交換 他

「㈲下津井造船所」に入渠しました。

『入港、上渠』
一年ぶりのドック。下津井造船所に入港しました。
船底塗装状態に若干の問題が有り、来年のドックで対処することを確認しました。

『船体掃除、塗装』
1年間のサビや汚れを念入りに落とし、丁寧に船体の塗装をしてもらいました。

輝水三号で防汚効果が確認できたプロペラの防汚塗料を、輝水号にも塗装しました。

『エンジン自主整備、消耗品交換』
エンジンのオイルやエレメントなど、消耗品を交換します。
同時に細部まで点検し、異常が無いことも確認します。

『シールスタンの交換』
万が一の機関室への浸水を防ぐシールスタンを交換します。

『操舵機メンテナンスハッチの交換』
操舵機の整備に合わせ、メンテナンスハッチを交換します。
緊急時にも簡単にハッチの開放が出来るような仕様に模様替えします。

『操舵機主要部品の交換』
操舵機の整備で、メーカー(YAMAX)による主要部品を交換します。
古い船なので現行機の部品とは合わない部分もあり、一点毎に確認しながら作業を行います。
作業後の作動確認も行い、安心して舵をきることが出来ます。
『下架、出港』
念入りな試運転を行い、母港である水島港へ戻ります。
綺麗になった船体と整備された機器類。これからも安全な作業を継続してまいります。

輝水三号 合いドック

2025年5月7日~5月10日
有限会社下津井造船所(岡山県倉敷市)
http://shimotsuizousensyo.co.jp/

【主な工事内容】
・船体塗装、プロペラ防汚塗装
・エンジン自主整備、消耗品交換
・クラッチオイル交換

5月大型連休の後、輝水三号が「㈲下津井造船所」に入渠しました。

『入港、上渠』
船台の位置を慎重に合わせ、無事ドックへ上架しました。
毎年整備をしてくださっている下津井造船所さんに感謝です。

『船体掃除、塗装』
1年間の汚れを念入りに落とし、丁寧に船体の塗装をしてもらいました。
船底は比較的綺麗な状態でした。昨年はじめてプロペラの防汚塗装を施しましたが、その効果を確認すると
プロペラの付着物は大幅に低減され、防汚塗装の効果が確認出来ました。
今年は輝水三号から水平展開し、輝水号にも防汚塗装をします。

『船体整備、整理整頓』
日頃出来ない工具を使ったサビ落としや船内の整理整頓。
自分たちで出来ることは自分たちで整備しました。
船の前後進を切り替えるクラッチのオイルを、専門業者により交換をしてもらいました。

『煙突パイプの塗装』
エンジンの排気ガスを排出する煙突のパイプ。
パイプは鉄で出来ていますが、毎年サビだらけになります。
工具を使ってサビを落として綺麗にして、高温にも耐えられる専用塗料を塗装します。

『下架、出港』
整備したエンジン、放水銃などの試運転を入念に行い、母港である水島港へ戻ります。
これからも安心安全な作業を継続してまいります。

高瀬舟の模様寄贈

2020年5月
弊社 代表取締役が地元の加瀬野久志氏に作成を依頼した高瀬舟の1/10模型を倉敷市に寄贈しました。

高瀬舟とは、江戸時代初期から川を利用した物流の手段として用いられた川船のことで、
江戸時代から大正時代のころまで各地の川で広く運航されていました。

玉島港は北前船(千石船)の寄港地で、江戸時代中期に最も繁栄し、北国の物資を満載した北前船で賑わったそうです。
高瀬舟は高梁川水系を、下りは米、煙草、鉄、銅などを、上りは塩、ニシン粕などを運搬していました。
倉敷市が2018年に北前船の寄港地として日本遺産に認定されたのを受け、「北前船と共に玉島の発展を支えた高瀬舟を多くの人に知ってもらいたい」との思いで製作と寄贈をしました。
高瀬舟の模型は、倉敷市玉島市民交流センターに展示され、隣には北前船の模型も展示されています。
日本の沿海から玉島港に発着した北前船、そして高梁川を忙しく往来する高瀬舟。
当時の玉島港の賑わいに思いを馳せます。

なお、弊社最寄り駅の新倉敷駅待合い広場にも北前船(千石船)の模型が展示されています。
お近くにお越しの際は、ぜひご覧ください。

*加瀬野久志(クラフト加瀬野)  http://ofune2.la.coocan.jp/kaseno/index.html
*倉敷市玉島市民交流センター https://www.tamashima-cec.jp/